座席の順位
座席には順位がある
応接室に案内したお客様に、どの席をお勧めするかは、たいした問題ではないようですが、大事なことです。席には上座と下座があり、お客様は上座に座っていただくのが礼儀です。
上座と下座
どの席が上座となるかを決める基本的なルールは、最も座り心地のよい席という面から考えて、静かな落ち着いた席、つまり入り口から遠い席となります。したがって、入り口に近い席は下座になります。
和室も洋室と同じ考え方
和室の場合にも、基本的なルールは洋室の場合と同じです。床の間を背にした座が上座となりますが、床の間がないときは入り口から遠い席が上座となります。
長椅子と肘掛け椅子が置いてあるとき
一般的なビジネスマナーでは長椅子が上座とされています。しかし、肘掛け椅子のほうがはるかに楽で、えらそうに感じるのは私だけでしょうか。
自動車の座席順位
例えばお客様、課長、係員、の三人が車に乗るときは、一般的なビジネスマナーでは「お客様、係員、課長」の順に座るとされていますが、これを実行するには係員に相当な勇気が必要です。この場合には、「お客様、課長、係員」の順に乗るのが自然な流れだと思います。
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